le Murmure de Juma☆Jumaのつぶやき

2018年1月から青年海外協力隊のコミュニティ開発隊員として、西アフリカのセネガルに来ました。日々の生活や活動を通して思ったことをつぶやきます。セネガルで過ごす日々にどんな出会いが待っているのか。楽しいこと辛いこと歯痒いこと。これからの2年を通して、自分の心がどんな風に変わっていくのか。大きな挑戦への小さな歩みを記すためのブログです。

とっても真面目な仕事紹介。

まずは私のセネガルでの仕事紹介。

青年海外協力隊のコミュニティ開発という職種には、

超ざっくり言えば、

コミュニティの収入向上系と、生活改善系の仕事があります。

収入向上系だと、
地域にある組合や女性グループと一緒にモノ作りや販路開拓、一村一品運動や、観光資源の活用などなど。

生活改善系だと、
公衆衛生や病気の予防、熱効率の良いかまどの普及など通じて日常生活の負担を軽減するなどなど。

他にも地域のNGOと一緒に働いている人もいます。

私はといいますと、
母子手帳の普及や公衆衛生、病気の予防に関する活動を行うために、
「ジョフィオール保健区」というところに配属されました。



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このジョフィオール保健区には保健センター(要は病院ですね)が、併設されていて、
内科、産婦人科、歯科、眼科などが入っています。

と言っても、処置できる範囲は限られていて、
外科処置が必要な場合などは、
ファティックという所にあるもっと大きな病院に搬送します。
(Google様に聞いたら、ジョフィオールからファティックまでは車で50分と出てきましたが、まだ行ったことがないので正確には分かりません。救急車だし、こちらは恐ろしく飛ばすのでもうちょっと早いのかな、とも思います。笑)

さて、この「保健センター」の下には、

保健ポストというものがあり、
ジョフィオール保健区の管轄内には17のポストがあります。

保健区の管轄内には約8万5千人が暮らしていますが、



何もない場所



何もない場所

という感じ。

この村のあるところに各保健ポストが配置されていて、
簡単な診療や薬の処方、分娩補助や予防接種など、
保健センターまでこなくても処置できることは、
この保健ポストが担っています。

住居が点在していたり、ポストが担う人口が多い地域には、
ポストの下にカーズ(保健小屋)が設置されています。

つまり、

保健センター【管轄内に1つ】
  ↑
保健ポスト【管轄内に17ポスト】
  ↑
保健小屋(カーズ)【設置されても機能していない場所もあり数は不明】

という感じ。
↑に行けば行くほど、処置できる疾患が多くなります。

そして、

保健センター、保健ポスト、保健小屋

この3つを管理・運営しているのが、
私が配属された「ジョフィオール保健区」。

なぜここに配属されたかというと、

保健センターでも、
保健ポストでも、
保健小屋でも、

どこに属する地域でも活動ができるからです!(と言われました。)

つまり活動対象地域は、8万5千人が暮らす管轄内ぜんぶ。

そこから自分の活動場所を見つけて、自分に出来ることを探し出すのは大変だけど、

そのぶん色んな活動の可能性があるんだと思って、
足を運んで、視野を広げて、
少しずつでも色んな方向から知識を吸収していきたいなと思っています。

別のところからきた知識と知識が、
ある日自分の中で繋がって、
一つのひらめきを得られると信じて。