le Murmure de Juma☆Jumaのつぶやき

2018年1月から青年海外協力隊のコミュニティ開発隊員として、西アフリカのセネガルに来ました。日々の生活や活動を通して思ったことをつぶやきます。セネガルで過ごす日々にどんな出会いが待っているのか。楽しいこと辛いこと歯痒いこと。これからの2年を通して、自分の心がどんな風に変わっていくのか。大きな挑戦への小さな歩みを記すためのブログです。

祝、小学校入学。

同僚の看護師ボランティアが、
管轄内の小学校で

手洗いの授業を行うことになり、


初めてセネガルの小学校を訪問してきました。

とっても貴重な体験でした。

 

子どもたちが、
黒板に貼られた手順の紙を見ながら、
お互いに、

 

「次は指の間だよ!」

 

とか、

 

「違うよ!そこの前に、こっちだよ!」

 

とか、
一生懸命教えて合っている姿が印象的でした。

 

ごはんを手で食べる文化のあるセネガルで、
病気を予防するには、
手洗いはとても大切です。

 

でも日本みたいに水道がたくさんあるわけじゃないし、
いつも水が出るわけじゃない。

 

でも水が出るときに、
きちんと水を貯めておけば、手洗いは可能です。

 

要は意識の問題。

 

今日の授業が生徒たちにとって、
全員じゃなくても、一人でも
気付きを得られるものだったらいいなぁ、
と願うばかりです。


「生徒が自分で学んだことを、別の生徒に自分自身で説明できるかが大切」

 

と言っていた
素敵な担任の先生も、

「その歌のデータがほしいから送って」

と、
彼女が紹介した手洗いの歌に興味を持っていました。 

 

そして私は、
こうやって私たちが小学校で授業をするのは、
小学校の頃に消防署の人が来る
避難訓練みたいな感じなのかな、と思って、

初めて消火器を使って火を消したことを思い出していました。

 

生徒と一緒にたくさん学んだ1日。

それにしても子どもたちの放つエネルギーはすごい!



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📷セネガルの小学校の校庭。この中庭を囲うようにして教室のある建物が並んでいました。