労働者の祭典。
5月1日はメーデー。
ということで、
職場のパーティーに参加してきました。
2週間くらい前に職場で突然、
「5月1日にパーティーするの!」
「Jumaも参加するよね!?明日ダカールに布買いに行くから今日お金ちょうだい!」
と、
ものすごい勢いと笑顔で言われ、
「参加します」
と言ったメーデーのお祝い。
参加する女性はみんな
同じ柄の服を着用するとのこと。
といっても、
セネガルでは布をメートルで買って、
それをテーラーに持ち込み、
オーダーメイドで仕立ててもらいます。
なので、デザインはいろいろ。
でもみんな同じ柄。
私も同じ柄。
50人を軽く越える女性たちが、
派手派手な服を着て集まる。
それがメーデーのお祝いでした。
ちなみに男性陣は、
白地に控えめなプリントが施されたお揃いのポロシャツを着用。
態度も終始控えめな感じで、
この日は女性たちのためのパーティーという印象でした。
セネガルらしさが詰まった
パーティーの流れを紹介します。↓
AM11:00
前日に10時ころに来てと言われたので11時頃に会場に到着。もちろん1番乗りです。
AM11:10
10人くらい参加者が来たことに驚く。
AM11:15
会場準備を手伝いながら待つ。
AM11:30
お喋りしながら待つ。
PM12:00
引き続きお喋りしながら待つ。
PM13:00
配られた軽食を食べながら待つ。
PM14:00
パーティー開始。市長、保健センター長、看護師長、保健区長からの挨拶。
2月に転勤した前保健区長が遅れているので到着を待ってお話をいただきますとのアナウンス。
PM14:45
お喋り、またはBGMに合わせてダンスしながら前保健区長の到着を待つ。
PM15:45
状況変わらず、お喋り、またはダンスしながら待つ。
PM16:00
地元のオバチャンによる歌と楽器演奏を聞きながら、またはダンスしながら待つ。
PM16:30
待ちに待った前保健区長が到着するも、オバチャン演奏中のため特に挨拶などはなし。
PM17:00
昼食開始。オバチャンたちも一緒にランチタイムのため演奏ストップ。羊の肉を手でちぎって食べるのに一苦労でした。
PM17:30
オバチャンたちの演奏再開。
PM18:00
デザートのヨーグルトが配られる。
PM18:30
突然の終了。前保健区長はみんなの前で挨拶することもなく、いつの間にか帰宅していました。
これぞ、
THE セネガル。
わたしが「待つ」と書いた時間すべてが、
パーティーそのものだったと気づいたのは、17時くらい。
正直に言うと一瞬、
「今日は何のために集まったんだろう?」
と思ってしまったけれど
集まって、お喋りして、たまに踊って、一緒にごはんを食べて、そして一緒に笑う。
そうだ!お祝いの本当の目的ってみんなが笑顔になることじゃないか!
この日を思い出すとみんなの笑顔しか浮かばない。そんな素敵な1日だったと気がつきました。
労働者の祭典。来年はどんな布を着るのかな。