le Murmure de Juma☆Jumaのつぶやき

2018年1月から青年海外協力隊のコミュニティ開発隊員として、西アフリカのセネガルに来ました。日々の生活や活動を通して思ったことをつぶやきます。セネガルで過ごす日々にどんな出会いが待っているのか。楽しいこと辛いこと歯痒いこと。これからの2年を通して、自分の心がどんな風に変わっていくのか。大きな挑戦への小さな歩みを記すためのブログです。

5月のマルシェ。

ジョフィオール市では
毎週月曜日がグランマルシェ(大市場)の日。

 

月曜の朝になると、
私の住むアパートからすぐの広場に
たくさんの露店が並びます。

 

地面にズボっと差した木の枝に
日除けのトタンをぽんっと載せたお店で、
主に野菜や魚を売っています。

 

月曜日は配属先に出勤していたので、
こんなに近いのに1度しか行ったことがなかったマルシェ。

 

日曜日の夕方に、

 

毎月マルシェに行って、その時期に何の食材が、いくらで手に入るかを聞いてみよう。

 

そう思い立ち今日は朝からマルシェへ。

 

ノートを広げてメモする私に、
ひとつひとつ教えてくれる優しいお母さんたち。

 

買わないなら書くな、と言う人もいましたが、
意地っ張りなので、そう言われたら絶対買いません。

 

優しく教えてくれたお母さんたちから、
少しずつ野菜や調味料を買い、
ちゃっかり自分の買い物も完了です。

 

さすがに週に一度のマルシェとあり、
なかなかの賑わい。

 

隙を見つけて質問するのがなかなか難しい。

 

そして目安とする単位がこれまた難しい。

 

1㎏で教えて貰うと、
唐辛子やオクラは高級品。

 

でも、実際に使うのは少量だから、
食材として相対的にみるとそんなこともない。

 

ビサップなどの葉ものは、
なんとなく固まりになって売っているから
目で見て、

 

これくらいが100FCFA

 

という感じしか掴めず。

 

さらに干し魚に関しては、
何がなんだか名前を聞いても区別がつきません。笑


この作業の反省点も浮かび上がったところで
ちょっと休憩しようと思ったとき、

 

「Juma!」

と私を呼ぶ声が聞こえました。

 

そこには配属先に併設する保健センターの看護師さんと、地域で啓発活動をするルレという役割の女性の姿が。

 

今日は、
「顧みられない熱帯病」
の予防キャンペーンで、
人の集まるマルシェで錠剤を配りに来たとのこと。

 

その場で飲んでもらうので水が必須。
でも彼女たちが持っていたのは、
1.5リットルのペットボトル1本のみ。

 

開始10分で水がなくなり、マルシェを出て近くの家に水を貰いに行くことに。

 

無事貰えたけれど、もちろん1.5リットル。

 

え?また10分で無くなるよね?

 

と思い、家に帰ってストックしてあった
10リットルのボトルを持っていきました。

 

その後も配りに配り、
いつの間にか完全に配布メンバーになった私を含めた3人で200人に薬を配布。

 

一人が身長を計り服用量を確認して錠剤を渡し、もう一人は配布リストを記入。
わたしはひたすらコップに水を注ぐ。

結局10リットルのボトル2本が空になりました。

 

途中で、
「今日なんのためにマルシェ来たんだっけ?」

と思ったりもしたけれど、

 

マルシェが終わりに近づいたとき
薬を飲みにきたお母さんが、

 

「この子、今朝うちの店にきて魚の名前を勉 強してたんだよ!ね!」

 

と、他のふたりに言ってくれたおかげで


「やっぱりJumaは日本人だから努力家だね」

 

と、褒められる一幕があったので、

 

単純ですが、今日はこれでよかったんだ!
ということにしました。

 

今日マルシェに滞在した5時間半がムダにならないように
また来月も品揃えと価格チェックをしてみようと思います。

 

来月はラマダン(断食月)中だから、
ちょっと雰囲気も変わるかな、と
今から楽しみです。
(例えば、ラマダンのときは普段はあまり食べないレタスをたくさん食べるらしいです。)

 

さて明日のお昼ごはん、

今日買った野菜で何を作ろうかなぁ。

 

 
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📷今日買ったもの。トマト1㎏(250FCFA)、キュウリ1本(200FCFA)、オクラ輪切り1袋(100FCFA)、レモン4個(100FCFA)、鷹の爪1袋(25FCFA)。FCFAは5で割るとだいたい日本円の額になります。でもこちらの生活水準では、100FCFAが日本の100円くらいの価値らしいので、そのままの値段で考えるのが買い物する際の価格の目安。きゅうりは高級品です。