ラマダンの終わり。
昨日は"コリテ"と呼ばれるイスラムのお祭りでした。
約1か月間の断食月(ラマダン)の終わりをお祝いする日です。
どんな風に祝うのかというと、
とにかく朝から食べる!
とのこと。笑
ラマダン中、イスラム教徒の人は
日が出ている間は飲食しません。
イスラムでは
月の満ち欠けが暦の基準になっていて、
1年は365日ではなく354日。
そのため毎年少しずつラマダンの時期がずれます。
今年のラマダンは5月中旬~6月中旬。
セネガルで最も日が長いのは5月~6月。
つまり今年のラマダンは、
飲食禁止の時間がとても長いということ。
朝5時半~19時間半までは飲食禁止でした。
それがやっと終わりを迎えたのだから、
お祭りも盛り上がるわけです。
が、
私はコリテというお祭りをよく分かっていなかった。
まさか朝から食べまくるとは思っていませんでした。
なんなら当日の朝まで、
今日の19時半にモスクからお祈りが聴こえたら、
食べまくるんだと思っていました。
「コリテにおいで」
と言われたおうちに夕方に行ったら、
「なんで昼間に来なかったの?待ってたのに!」
と怒られてしまいました。
それでも2軒のおうちを訪問して、
お腹いっぱいご飯を食べました。
セネガルの人は、
お祭りに合わせて色々なものを新しくします。
コリテのために新しく服を新調したり、
髪の毛を結い直したり。
昨日おじゃましたおうちでは、
部屋の入り口のカーテンも全部新しくなっていました。
新調した服を着た子どもたちは、
お小遣いやお菓子を貰いに
近所のおうちを回ります。
お世話になっているおうちに
飲み物を持っていったら、
プレゼントに水色の素敵な布を貰いました。
スタートが遅れた初コリテでしたが、
鶏肉のサラダと、
モロッコクスクスを食べて、
大満足の1日でした。
コリテは鶏肉、タバスキは羊肉を食べるのが伝統のようです。
タバスキについてはまた8月に書きますね!
次のお祭りは朝から楽しむぞ!
📷鶏肉サラダ。野菜たっぷりスパイシーでおいしかった!
📷モロッコクスクスはセネガルクスクスとだいぶ違います。モロッコクスクスの方が日本人には食べやすいかな。