le Murmure de Juma☆Jumaのつぶやき

2018年1月から青年海外協力隊のコミュニティ開発隊員として、西アフリカのセネガルに来ました。日々の生活や活動を通して思ったことをつぶやきます。セネガルで過ごす日々にどんな出会いが待っているのか。楽しいこと辛いこと歯痒いこと。これからの2年を通して、自分の心がどんな風に変わっていくのか。大きな挑戦への小さな歩みを記すためのブログです。

ラマダンの終わり。

昨日は"コリテ"と呼ばれるイスラムのお祭りでした。

 

約1か月間の断食月(ラマダン)の終わりをお祝いする日です。

 

どんな風に祝うのかというと、

 

とにかく朝から食べる!

 

とのこと。笑

 

ラマダン中、イスラム教徒の人は

日が出ている間は飲食しません。

 

イスラムでは

月の満ち欠けが暦の基準になっていて、

1年は365日ではなく354日。

 

そのため毎年少しずつラマダンの時期がずれます。

 

今年のラマダンは5月中旬~6月中旬。

 

セネガルで最も日が長いのは5月~6月。

 

つまり今年のラマダンは、

飲食禁止の時間がとても長いということ。

 

朝5時半~19時間半までは飲食禁止でした。

 

それがやっと終わりを迎えたのだから、

お祭りも盛り上がるわけです。

 

が、

私はコリテというお祭りをよく分かっていなかった。

 

まさか朝から食べまくるとは思っていませんでした。

 

なんなら当日の朝まで、

今日の19時半にモスクからお祈りが聴こえたら、

食べまくるんだと思っていました。

 

 

「コリテにおいで」

 

と言われたおうちに夕方に行ったら、

 

「なんで昼間に来なかったの?待ってたのに!」

 

と怒られてしまいました。

 

それでも2軒のおうちを訪問して、

 

お腹いっぱいご飯を食べました。

 

セネガルの人は、

お祭りに合わせて色々なものを新しくします。

 

コリテのために新しく服を新調したり、

 

髪の毛を結い直したり。

 

昨日おじゃましたおうちでは、

部屋の入り口のカーテンも全部新しくなっていました。

 

新調した服を着た子どもたちは、

お小遣いやお菓子を貰いに

近所のおうちを回ります。

 

お世話になっているおうちに

飲み物を持っていったら、

 

プレゼントに水色の素敵な布を貰いました。

 

スタートが遅れた初コリテでしたが、

 

鶏肉のサラダと、

モロッコクスクスを食べて、

大満足の1日でした。

 

コリテは鶏肉、タバスキは羊肉を食べるのが伝統のようです。

タバスキについてはまた8月に書きますね!

 

次のお祭りは朝から楽しむぞ!

 
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📷鶏肉サラダ。野菜たっぷりスパイシーでおいしかった!



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📷モロッコクスクスはセネガルクスクスとだいぶ違います。モロッコクスクスの方が日本人には食べやすいかな。